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解決事例

後遺障害等級14級の事案で、兼業主婦の被害者が、主婦としての休業損害、会社員としての後遺障害逸失利益を獲得した事例

頸椎捻挫による後遺障害等級14級の事案で、兼業主婦の被害者が、主婦としての休業損害150日分146万円、会社員としての後遺障害逸失利益100万円を獲得した事例

相談者

Aさん、30代、会社員兼主婦

相談前

Aさんが交差点で信号待ちしていたところ、加害者運転の車両に追突され、頸部捻挫、腰椎捻挫の外傷を負い約10ヶ月通院の後、症状固定し、後遺障害等級14級が認定されましたが、今後の保険会社との交渉について不安を感じて、弁護士特約を利用して事務所に相談に来られました。

相談後

Aさんは、会社では社員10人の統括をしていたので、事故後も仕事を休むことはできませんでしたが、家事については、夫や子供たちに代わってもらっていました。そこで、当事務所は主婦としての休業損害を請求し、賃金センサスに基づき算出された基礎収入日額9,718円(3,547,200円÷365日)に症状固定までの日数305日のうち150日分の金額約146万円(9,718円×150日)を獲得できました。その他通院慰謝料として金115万円を、後遺障害慰謝料として金110万円をそれぞれ裁判基準どおり獲得できました。また、後遺障害逸失利益については、Aさんの会社員としての年収4,659,000円をもとに計算して金1,008,557円を獲得できました。

 

労働能力喪失率:5%
労働能力喪失期間:5年間
ライプニッツ係数:4.3295
計算式:
4,659,000円×5%×4.3295=1,008,557円

弁護士からのコメント

後遺障害等級14級の事案で主婦としての休業損害金146万円、通院慰謝料金115万円を、後遺障害慰謝料金110万円、後遺障害逸失利益金100万円合計471万円を獲得できましたので、十分満足のいく金額だったと思います。

Aさんは交渉のスタートから当事務所にご依頼頂いた結果、保険会社も弁護士相手に裁判基準もやむなしという姿勢で臨んで来ましたので、保険会社と交渉開始後、示談金受領まで2ヶ月という短期間で解決できました。示談交渉をご自身でされると保険会社は示談金額に付いて自賠責保険基準等の低い基準で交渉してきますので、最初から弁護士に依頼された方がスムースです。特に、弁護士特約をお持ちであれば、弁護士費用を負担することなく依頼できますので、大変便利です。